かつてそこは笑顔が溢れ、活気のある家でした。
家族が生活し、親は子を育て、子は兄弟姉妹の面倒を見る。そんな当たり前の日常が長い間続いてきました。
しかし、年月が経ち、建物のいたるところにガタがきはじめました。
子どもたちも成長し、住む人もすこしづつ少なくなりました。
数十年たった今では誰も住んでくれない「空き家」となってしまいました。
こんな「人が住まなくなった住宅」は日本にたくさんあり、社会問題化しています。
そんな「人が住まなくなった建物」を私たちはもう一度、笑顔があふれる場所にしたい。
そんな想いから「なごやど」は生まれました。
古くなった住宅や建物もリノベーションをして少し手を加えれば十分に人が集まる場所になります。
簡易宿所・ゲストハウス・民泊・レンタルスペース・シェアハウス・シェアオフィス・・・
どんな形態であっても、大事なことはそこに「人」が集まること。
建物が一番長生きする方法は「人がいること」。
人がいれば、そこには風が吹き、水が通り、適度な負荷がかかります。
それが建物を健康に長生きさせる秘訣です。
そうです。建物は寂しいと死んでしまうのです。
古くても、いきいきと人が集まる場所、それがなごやどです。
新しさの中に、ノスタルジーを感じる場所、それがなごやどです。
全国の「なごやど」にあなたも足を踏み入れてください。
きっと建物の喜びの声が聴こえるはずです。